新年明けましておめでとうございます。
ひげ補佐です。
さー2011年が始まりました。
どんな年にするかは自分次第。
健康に注意して笑顔いっぱいの年にしたいものです。
我が家の年末年始の恒例行事の一つに
「除夜の鐘を撞く」というのがあります。
除夜の鐘を108回つくのはなぜでしょう。
108という数が人の煩悩の数だというのは有名ですが、
その108という数の由来については諸説があります。
まず、108の煩悩は人間の感覚を司る
眼(げん)耳(に)鼻(に)舌(ぜつ)身(しん)意(い)の六根が、
それぞれに好(気持ちがよい)悪(いやだ)平(何も感じない)不同の3種があり
3×6=18の煩悩となり、これが、また浄(きれい)染(きたない)の2種に分かれ
18×2=36の煩悩となり、さらに、現在・過去・未来の3つの時間が関わって、
36×3=108となります。これが、108の煩悩だといわれています。
私の先祖の眠る宇和島の「泰平寺」にも鐘がありまして、
その鐘は「平和の鐘」といわれています。
この平和の鐘について少し、アメリカのニューヨークの国連本部中庭にも、
「平和の鐘」があります。
(▲国連の平和の鐘)
日本の国連加盟を記念して1954年6月国連に寄贈されました。
毎年、9月21日の「世界平和デー」には、国連事務総長が鳴らす
特別セレモニーが行われています。
この仏教様式の鐘は、1954年、日本国連協会を通して、
宇和島の中川千代治さん(元宇和島市長)から寄贈されたものです。
この鐘には、「世界人類の平和祈願の思いを具象化したい」という提案で、
当時国連に加盟していた60数ヶ国のコインやメダルが融かしこまれていて、
世界平和への強い思いが込められているものなのです。
そして、この鐘のモデルとなった「母鐘」が、
宇和島市の「泰平寺」にあるのです。
話が長くなりましたが、今年は31番目にこの鐘をつきました。
(▲年越しぞばのお接待)
ついた後はお寺で拝んで、お守りをいただき、
お接待の「年越しそば」と「ぜんざい」をいただいて雪の降る中自宅へ帰りました。
一夜あけて自宅の庭を撮影しました。なんということでしょう、
まるで雪国。
この雪のような純白の心に戻って
世界平和を願いつつ 雪見酒のお正月となりました。
今年もよろしくお願いします。
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